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海外起業家インタビュー(海外ノマド編)小堺正樹 (MASAKI)さん

小堺正樹(MASAKI)さんへのインタビュー

1981年生まれ、札幌大学外国語学部英語学科卒。ニューヨーク遊学後、世界旅行しながらの買い付けで生活できることに気づき、旅が好きなのでそのまま世界に宿を造ることを計画しながら、バイヤー活動しながら世界旅行中。現在146か国訪問済み。このまま全世界を見てから全大陸に宿設立する計画。

 

Q1: 現在、どんなビジネスをされていますか?

旅そのものを仕事にしています。

時期によりやることがだいぶ違うので説明が難しいですが、とにかく自分自身が 全世界を移動することを軸にして買い付けをベースに動いています。まだまだ自分自身で営業している段階でもあります。

 

Q2: 起業したきっかけは何だったのでしょうか?

旅が好きなこと。

その気持ちがかなり強かったため、旅するために働くんじゃなくて旅そのものをしながら稼ごうと思ったのがきっかけです。 そのプランが具体的に早い段階で描けたのが大きかったと思います。まぁ、まだそのプランを実行している段階ですがね。

 

Q3: なぜ、一つの国に留まるのではなく、海外を渡り歩くと言う海外ノマド的な方法を選んだのでしょうか?

自分自身がまず全世界を心から見たいと思ったためです。

まずは見ながら好きなことをやって稼ぎたいと思ったからであり、 その中で模索しながら今に至ります。まだまだこのノマド事業は完成系ではありません。 過去に細部まで全く同じことを実行した人がいないため全て作っている段階です。

 

Q4: 最初の起業資金はいくら必要だったでしょう?

最初は50万円ほどで生き延びると言う感じでした。

そういう状況だったからこそ安く滞在する情報を効率よく収集したし、その情報自体も仕事にもプラスになっています。

 

Q5: 海外ノマドでビジネスを行う際に困ったことは何でしょうか?また、海外ノマドをする際の注意点は?

色々と大変な事や旅慣れてないとわからないことなどたくさんありますが、ネット環境が悪かったり、買い付けに関しては 売れる品が全然ない地域などもあるため、そういう地域ばかりを通るとなると資金を使うのみになってしまうため その辺りの全世界を見越してのルートやどういう活動をするかを決める事ですね。

正直、こういう方法で生きるには多くの時間を日本にいないで過ごすことになるのである程度の覚悟はいると思います。 本当に海外にずっといても飽きない人じゃないとできないと思うし、海外に対しての気持ちが強ければ 必然的にこの方法になると思います。趣味を超えると言うことですかね。

 

Q6: 起業してよかったと思うことは何ですか?

とにかく自分の好きなように日程を決めていけるし自分の計画で国を選んでどれだけの期間その国で何をするかを 決められます。更には毎日のように別の国に移動してはその国でしかない光景やその他が見れる点も最高です。

 

Q7: これまでいろいろな国を旅してきた中で、ビジネスをするのに面白そうな国があれば教えてください。

難しいですねぇ。どの視点で考えるか次第ですが、発展している国になればなるほど快適だしなんでもあるわけで、 逆にそうでない途上国では何を先進国から持ち込んでも事業になると思います。

西や中部アフリカなんて地域は何もかも最低レベルなので、日本の全てが優れているため、 その技術やノウハウ、物を持ち込めば必ずその質は価値の高い物になると思います。

 

Q8: 最後に、これから起業しようと思う人たちへのメッセージをお願いします。

好きなことをやるのがいいと思います。自分は旅が好きだと早い段階で気づいたので人生を世界放浪しながら世界で活動することに決めました。 やりたいことが本当に好きかどうか。それだけだと思います。

どうしても好きであればそれをやる時間をすぐに取りたいと思うわけで、必然的に その好きなことで起業するように身体が勝手に動いていくはずです。少なくとも自分はそうでした。それがないならまずは何が好きかを本気で知る作業からだと思います。

 

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