海外で活躍する起業家たち!インタビュー    アメリカ編

鈴木郁斗

鈴木郁斗

東北山形県出身。大学卒業後 航空宇宙機器メーカに就職し戦闘機の開発、国際宇宙ステーションの開発プロジェクトでの職務を経験。2009年に辞職を決意し、事業コンサルティング会社に転職。 北米での事業拠点開拓のための北米派遣員として、また勉強と起業準備のため渡米、2010年にMelsa Internationalを設立し現在に至る。
会社:Melsa International LLC  所属:「一旗会」ロサンゼルス支部代表
ブログ:ロサンゼルス発・最新観光ニュース
※留学生・若者向けの観光・留学情報をロサンゼルスから発信しています。

Q1: 現在、どんなビジネスをされていますか?

アメリカ西海岸で、日本人むけの留学・インターンシップのプログラム、教育機関・法人様向けの西海岸研修プログラムの企画運営をしています。単なるアカデミックな留学ではなく、実践的な研修によって「世界というフィールドで戦える人材」の育成に貢献する事業を目指して取り組んでいます。

Q2: 起業したきっかけは何だったのでしょうか?

もともとサラリーマン時代の給料はよかったですし、仕事もとても楽しかったのですが、このまま一生会社が守ってくれるはずがない、 前代未聞の不景気がやってきて会社が倒産したら自分はどうなるのだろう??老後は?家族は?? そんな気持ちと、会社に頼らず、自分の力でどこまで通用するのか知りたい、それも日本ではなく海外で!! そんな気持ちに拍車がかかり、貯めた貯金で半年くらい留学してみよう、という気持ちから始まりました。

Q3: なぜ、アメリカで起業しようと思ったのですか?また、なぜ、そのビジネスを始めようと思ったのでしょうか?

なぜかわかりませんが、子供の頃から、世界=アメリカ!!というイメージを持っていました。 また、世界各国の移民が特に多いロサンゼルスという場所にもとても興味を持っており、 LAにいけば世界中の人とビジネスができるというイメージを持っていました。

このビジネスを始めた理由は、今後日本のグローバル教育の需要が伸びるに違いないと確信していたからです。

自分自身がアメリカで会社設立、就労ビザ取得、米国企業との英語での取引など、 いくつものステージを切り抜けていく中で経験し、得たものを、日本の若い人たちにシェアすることで 日本の将来に少しでも貢献できればと思っています。

Q4: 最初の起業資金はいくら必要だったでしょう?

約$30,000です。

Q5: アメリカの起業環境について教えてください。

アメリカで起業された他の先輩もおっしゃっていますが、起業すること自体はとても簡単ですし、 自由なスタイルでビジネスができる環境、何度でも挑戦できる環境があり、 とにかく日本とは比べ物にならないほどのビジネスチャンスが転がっていますので 起業に挑戦するフィールドとしては最適だと思います。 それに加えて、幸いにも私が仕事をしているロサンゼルスは日系社会の横のつながりが強く、 私の場合はそういった方々からサポートしていただいたおかげでずいぶん助けられました。

また、アメリカでの起業・事業進出を行う場合に多くの起業家がぶつかるのが、就労ビザの壁です。 しかしながら、これも解決法はたくさんあり、根気強く頑張れば、必ず何らかの抜け道は見つかるものです。 私自身もあまり知られていない方法でうまくクリアすることができました。

Q6: アメリカでビジネスを行う際に困ったことは何でしょうか?また、起業する際の注意点は?

私の場合やはり言葉でした。ビジネスを行ううえでの公的書類は当然ながら全て英語ですし、業務上でアメリカの企業や学校との取引もあり、英語は避けて通れませんでした。これについては今も苦労していますが、日々の業務の中で上達していることを実感できることがあり、そんなときにささやかな喜びを感じることもあります。

注意点としては、ビジネスや雇用に関する法律、各種ライセンスの管轄、税務など決まりごとが多く、落とし穴もたくさんあります。こういった決まりごとをよく把握しておくために、会計・税務・法律など各専門家とのコネクションを持っておくことが大切だと思います。

Q7: 起業してよかったと思うことは何ですか?

良くも悪くも、自分がどこまで世間に認められているか、現時点でどの程度の起業家なのか、これからどうしていくべきかという事を客観的に見て認識することができました。組織の中にいるとなかなかわからないことだと思います。

それと、起業家というカテゴリに身を置いていることで、様々な人との出会いがあり、日本でのサラリーマン時代に比べて人脈が格段に広がり、とにかく自分の人生が楽しく充実したものになりました。日本にいたらまず出会わなかったであろう人たちや、自分と全くジャンルの違う人たちとの出会いから多くのことを学び、 いろいろなことを広い視野で考えられるようになりました。独立には当然それなりのリスクも伴いますが、私にとってはリターンのほうがはるかに大きかったです。自分の意思で1日24時間の使い方をコントロールすることができることも私にとってはよかったです。

Q8: もし、今のビジネス以外に新たにアメリカでビジネスをするとしたら、どんなことをしたいですか?

アメリカの子供や若い人たちに、日本文化、日本語の教育を行うビジネスがしたいです。 日本人、日本文化は世界中の人から愛されていることを知り、アメリカに来てさらに日本人として生まれたことに 誇りをもつことができました。閉鎖的な部分を除けば、日本人は世界一の人種だと思います。 なので、由緒正しい誇れる日本文化を、もっとアメリカに浸透させていきたいです。

Q9: 最後に、これから起業しようと思う人たちへのメッセージをお願いします。

時代はまさに情報化社会への過渡期となり、あらゆるビジネスのスタイルが日々知識労働型にシフトしています。 この中で、グローバル社会、サバイバル時代を生き抜く人間力を持った人材、知識より知恵を持っている人材、いわゆる「ストリートスマート」と呼ばれる人間力を備えた人材が生き残る時代になると思います。そのために、学校での勉強や起業ノウハウ本の理屈ではなく、実際に見て聞いて触れて、現場で実践しながら勉強していくことが一番重要だと思います。

また、大企業に入れば安泰と言われていた時代は終わり、これからは間違いなく我々のようなスモールビジネスが世界経済を担っていく時代になると思います。

そういう意味では、起業という選択は今後特別なものではなくなっていくと思いますし、スモールビジネスが成功できるチャンスも確実に増えるのではないでしょうか。仕事をくれる大企業にしがみつき、同業者と仕事を取り合うのではなく、中小企業・スモールビジネス同士がそれぞれの個性を活かしながら手を取り合って共に成功できるようなスタイルを日本人起業家たちと一緒に構築していけたら、こんなに素敵なことはないと思います。

起業は大変で、時には孤独です。でもそれ以上に楽しくて、やりがいがあります。面白いです。もし、少しでも起業したいと思っているなら、絶対すべきだと思います。 人生一度きり、死ぬときに後悔しないような生き方をしたいですよね!

アメリカ

ロサンゼルス

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アメリカ情報

首都:ワシントン
言語:英語
人口:3億1470万人
GDP:14兆2646億ドル
一人当たりGDP:46859ドル
※2008年データ


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